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口頭

マイクロウェーブ(MW)照射を用いたラテント化ジケトピロロピロール類縁体の高効率合成と置換基数の蛍光特性に及ぼす影響

中野 将貴*; 大石 知司*; 渡邉 雅之; 青柳 登

no journal, , 

近年の表示機器の発達に伴い、カラーフィルター(CF)用有機色素の研究が進んでいる。そこで、顔料の耐光性、染料の溶媒可溶性を併せ持つラテント顔料が注目されている。ラテント顔料とは、顔料分子に保護基を置換させ、分子凝集を防ぐことにより染料のように有機溶媒に可溶化させた顔料である。また、加熱処理により元顔料に戻るという特徴を持つ。これにより、膜形成時は染料のように使いやすく、実使用時には顔料の耐久性が発現する。本研究では、CFの赤色顔料であるdiketo pyrrolo pyrole(DPP)類縁体のMWを用いたラテント化の高効率合成法と、t-BOC置換基数の違いによる蛍光特性の検討を行った。

口頭

第三級及び第四級アンモニウムカチオンを対イオンとするシッフ塩基-Eu(III)単核錯体の固体の発光特性

宮飼 奈月*; 槌本 昌信*; 渡邉 雅之; 中島 清彦*

no journal, , 

salen型の四座のシッフ塩基H$$_{2}$$(3,5Clsalen)が二つ配位した(Et)3NH[Eu(3,5Clsalen)$$_{2}$$]などのEu(III)単核錯体は、対イオンや配位子の構造が変わると固体の発光強度が大きく変化する場合がある。本研究では、アルキル鎖の長さを変えた第三級および第四級アンモニウムカチオンを対イオンとするシッフ塩基-Eu(III)単核錯体を合成し、対イオンのサイズの違いに基づき、発光強度がどのように変化するかについて検討した。

口頭

CsI分子とCs原子のCs交換反応の理論計算による考察

小林 孝徳; 橋本 雅史; 横山 啓一

no journal, , 

Cs原子とCsIの間でのCs交換反応の可能性を議論するため、Cs-I-Csの三原子化合物の構造とその結合を解析した。さらに、二次元ポテンシャル曲面から反応断面積を簡便に求める方法を考案し、それをCsとCsIの交換反応の速度を求めるために使用した。Cs-I-Csの三原子化合物はその安定化エネルギーこそ12kcal mol$$^{-1}$$程度と小さかったが、化合物生成の際の電子移動は大きく、生成されるCs-I結合と、もともと存在したCs-I結合の区別がつかなくなってしまうことが示された。そして、交換速度定数は衝突エネルギーによってほとんど変わらないこと、気体の衝突頻度と同様の速度であることが予想された。

口頭

Spectroscopic study on tetravalent uranium compounds in non-aqueous solutions

青柳 登; 渡邉 雅之; 桐島 陽*; 佐藤 修彰*; 木村 貴海

no journal, , 

Photophysical properties of uranium (pseudo-)halides were investigated to understand the electronic structure in non-aqueous media. The lower energy bands of UX$$_{4}$$ (X = F, Br, and I) observed in UV-Vis-NIR absorption spectra in dry THF were assigned as the transition from the ground state manifold to higher multiples, ranging from 6,000 to 12,000 cm$$^{-1}$$. In contrast, there are spectral blue shifts for these absorption spectra in the IL at higher energy band around 12,000 to 18,000 cm$$^{-1}$$ with each peak broadened. These complexes exhibit white photoluminescence upon UV-pulse excitation at $$lambda$$$$_{ex}$$ = 394 nm, with broad multiple peaks assigned.

口頭

金結合性ペプチドを用いた金ナノ粒子への配位子や抗体の簡便固定化法

下条 晃司郎; 長縄 弘親

no journal, , 

表面修飾金ナノ粒子の製法は、通常、化学還元による金ナノ粒子の合成とチオール基を介した金ナノ粒子表面の化学修飾の2ステップから構成される。本研究では金に対して高い結合能を有するA3ペプチドを利用することで、金ナノ粒子の合成と表面修飾を1ステップで行い、配位子やタンパク質を固定化した金ナノ粒子を簡便かつ迅速に合成する手法を見出した。さらに本手法により合成した金ナノ粒子は有害金属イオンや抗原を高感度かつ選択的に検出することが可能であった。

口頭

金結合性ペプチドを用いた水銀イオン応答性金ナノ粒子のワンポット合成

下条 晃司郎; 中井 綾香*; 大橋 朗*; 長縄 弘親

no journal, , 

水銀イオンは生物の体内に濃縮されやすい特徴をもつため、微量濃度でも環境に放出されれば人体に悪影響を及ぼす可能性がある。そのため、水銀イオンを選択的かつ高感度に検出するセンサーの開発が望まれている。一方、金ナノ粒子は粒径に依存して色が変化する分光学的性質を有している。この金ナノ粒子表面に配位子を固定化することで、特定の金属イオンに応答する比色センサーが開発されている。一般的に、配位子固定化金ナノ粒子の合成は、クエン酸還元により金ナノ粒子を合成するステップとチオール基を介して配位子を固定化するステップの2ステップから構成され、より簡便かつ迅速な合成手法が望まれている。本研究では金に対して高い結合能を有するA3ペプチドとジグリコールアミド酸(DGAA)配位子を融合し、金イオンと反応させることで、金ナノ粒子の合成と配位子の固定化を1ステップで行う手法を検討した。さらに、DGAAと水銀イオンの結合を介して金ナノ粒子の凝集を誘発し、粒径増加に伴う色変化によって水銀イオンを高感度に検出する比色センサーの開発を行った。

口頭

Cs吸着構造解明へ向けたオペランド条件XAFSシステムの開発と応用

本田 充紀; 下山 巖; 馬場 祐治; 岡本 芳浩; 矢板 毅

no journal, , 

固体表面における分子の吸着構造に関する研究は、太陽電池や触媒反応、またCs減容化を目指した吸着材開発などの分野で興味を持たれている。しかし現実は測定系の問題から実デバイスと異なる理想的な疑似表面で評価されることが多い。実デバイス環境下での測定を目指すとき、液体状態や油質な試料のX線吸収端微細構造(NEXAFS)測定にとっては、軟X線領域において多くの困難が存在するが、今回、蛍光収量法によるオペランド条件下XAFS測定システムをKEK-PF BL27Aに開発し、溶液環境下でのNEXAFSスペクトルの取得に成功、軽元素(具体的にはS K-edge(2.4keV)やCs L-edge(5.01keV))についての大気および溶液環境下でのXAFSスペクトルの取得を行ったので報告する。評価としてTi K-edge(4.96keV)とCs L-edge(5.01keV)の両方含まれる試料について測定を行った。その結果、TiとCs元素が分離したNEXAFSスペクトルの取得に成功した。この結果から、今回開発したオペランド条件蛍光XAFSシステムは、2.4-5keV付近に吸収端をもつ元素の実デバイス環境下での測定に有用であることが示せた。

口頭

芳香族系炭化水素高分子/無機ナノ粒子複合体からなるグラフト型電解質膜に関する研究

深澤 秀行*; 長谷川 伸; 前川 康成

no journal, , 

燃料電池の本格普及のためには、低加湿時の出力特性(導電性)と高加湿時の機械特性を併せ持つ高分子電解質膜の開発が必須である。これまで、芳香族炭化水素系高分子であるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)からなるグラフト型電解質膜は室温において優れた導電性や機械特性を示すことを報告してきた。今回、無機ナノ粒子を複合化させることで高分子膜の機械特性や耐熱性などが向上することが報告されていることから、PEEKに無機ナノ粒子とし、シリカ、酸化マグネシウム及び酸化アルミニウムを複合化した膜(PEEK複合膜)について、スチレンスルホン酸誘導体(ETSS)の放射線グラフト重合性及び作製した複合化PEEK電解質膜の導電性と機械強度を評価した。その結果、無機ナノ粒子の添加重量に比例して導電率が向上すること、及び、破断強度が10%程度増加する効果を確認した。

口頭

表面電離イオン化法を用いた103番元素ローレンシウムの第一イオン化エネルギー測定

佐藤 哲也; 浅井 雅人; 佐藤 望; 金谷 佑亮; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 大江 一弘*; 宮下 直*; 永目 諭一郎; Sch$"a$del, M.; et al.

no journal, , 

表面電離イオン化過程におけるイオン化効率は、イオン化を担う金属表面の温度とイオン化の対象となる原子の第一イオン化エネルギーに依存することが知られている。すなわち、同イオン化過程におけるイオン化効率を実験的に求めることができれば、イオン化エネルギーを決定することができる。我々は、ガスジェット結合型表面電離イオン源を用いて、低生成断面積・短寿命のためにイオン化エネルギーが測定されていない重アクチノイド元素ローレンシウム(Lr)のイオン化効率を測定することに成功した。希土類元素のイオン化効率測定により得られたイオン化エネルギーとイオン化効率の相関関係から、Lrの第一イオン化エネルギーを決定したので報告する。

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